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独学で二級ボイラー技士に合格した時に利用していたテキストと学習サイト
独学で勉強して二級ボイラー技士に一発で合格する事ができました。合格通知に得点の記載がないのでハッキリとはわかりませんが、ギリギリだったと思います(笑)。
試験は平日におこなわれますので、その日は仕事を休み、わざわざ大阪から近畿安全衛生技術センターのある加古川まで行っての受験です。これは落ちるわけにはいかない。
僕の勉強方法でも合格できましたが、「もっとこうしておけば良かったな」って反省点もあるので、これから受験を考えておられる方は参考になさってください。
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二級ボイラー技士の勉強方法と勉強時間
二級ボイラー技士の試験は各地域の安全衛生技術センターで毎月おこなわれていますが、遠方の方は各都道府県でおこなわれる出張試験への申し込みがオススメです。
僕は近畿安全衛生技術センターまで行きましたが、大阪の自宅から兵庫の加古川まで1時間以上かかりますし、さらにそこからバスに乗らなければいけない。なんとか合格できてて良かったです。ココへの再受験は気持ちが折れる(笑)。
僕にとって二級ボイラー技士は久しぶりの試験です。その前と言えば情報処理系の初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)かな?頑張って合格したのに、現在ではこの初級シスアドの試験は廃止されています。
という事で、10年以上ぶりに試験に挑みましたが、ボイラー技士は暗記に苦労しましたね。というのもボイラー自体のイメージが湧かないので、なかなか暗記ものが頭に入ってくれない。
まずはひと通りテキストで勉強して、あとは過去問をひたすら解いていきました。過去問はWeb上で確認できますし、通勤・退勤時の電車で毎日利用していました。
1日1~2時間の勉強を1ヶ月おこなったので、勉強時間は50時間ほどです。
二級ボイラー技士の免許を取得するには、ボイラー実技講習も受講する必要があります。ですから試験の前に実技講習を受けてボイラーを実際に見ておくのも良いです。
僕は平日に3連休を取るのが難しかったので先に試験を受けましたが、実技講習では実際のボイラーを軽く操作したり、附属品などを確認できるので前知識がない方は実技講習から受けられる事をオススメします。
例えば、ハンチング・ベローズ・バッフルプレート・ウォータハンマ・スケール・チャタリング・ガスケット・キャリオーバ・ガセット・ストーカ・ドレンなどの用語を覚えようとします。
どうでしょうか。僕は言葉からは用語の意味が推測できなかったのでなかなか覚えられませんでした。単に英語が苦手だからですかね、ウォータハンマは「水のハンマー」とかベローズは「蛇腹」でそのままカタカナ英語ですし。
なので、僕のように実技講習に行けないという方は、YouTubeの動画で勉強するのも良いです。テキストのイラストだけじゃなく、実際にボイラーの映像を見る方が頭に残ります。
二級ボイラー技士で使用したテキスト
僕が使用したテキストは「出るとこマスター! 2級ボイラー技士 平成28年 上期版」です。こちらはレビューに「1番わかりやすかった」って書いてたので購入しました。
二級ボイラー技士の試験は毎月おこなわれていますので、似たような問題が繰り返し出題される傾向にあります。
こちらの「出るとこマスター! 2級ボイラー技士 平成28年 上期版」は少し前のテキストですが、掲載されている問題と同じようなものが本試験でも出題されていました。
レビューにもこのテキストの問題パターンが試験で9割も出ていたと仰っている方がおられます。受ける試験にもよるかと思いますが、このテキストだけでも十分合格を狙える内容です。
あとはスキマ時間にスマホで勉強できる学習サイトを活用したり、YouTube動画で実際にボイラーの映像と解説を見てイメージできれば二級ボイラー技士の試験はそんなに難しくないかと思います。
僕はボイラーのイメージがあやふやな状態だったんで、ギリギリ合格ってところです。それなりに勉強して自信はあったんですけどね。
二級ボイラー技士で人気のおすすめ参考書
二級ボイラー技士の試験でみんながよく利用する人気のテキスト・問題集をご紹介します。「どれが良いのかわからない」と悩まれている方はぜひ参考にしてください。
二級ボイラー技士の試験で良く使用されているテキストが上記のものです。気になる参考書は実際に書店で確認してもらう方が良いかと思います。
二級ボイラー技士で活用した学習サイト
この過去問.comは二級ボイラー技士だけじゃなく色んな試験の過去問や予想問題を掲載されているサイトです。僕が二級ボイラー技士の試験で利用させてもらったのはこのサイトのみです。
逆に言うと、過去問を勉強するならこのサイトだけで十分です。ほかにも過去問を掲載しているサイトはいくつかありますが、「過去問.com」が一番操作しやすいです。
二級ボイラー技士にはテキストのように各科目を解説しているサイトがないので(単に見つけれられなかっただけかも知れませんが…)、過去問だけを繰り返して復習する事になります。
このサイトでは過去問をひたすら解いていくという形なんですが、次の問題に行くのもスムーズですし、問題の下部に解説も載せてくれています。
科目を選択して問題を解いていく事もできますし、正解だと思う項目を選んで「解答する」のボタンを押すと「正答数」「誤答数」のカウントと「正解率」も表示してくれます。
二級ボイラー技士の合格ラインは、各科目で4割以上の得点、さらに全体の6割以上の得点なので、各科目「60%」以上の正解率を目指せるように問題を繰り返し解いていきましょう。
こちらのサイトは僕が利用させてもらった時より使いやすくなっています(笑)。過去問も最新の問題を掲載してくれているので、直近の試験傾向も確認する事ができますね。
ひとつ注意しなければいけないのは、問題と答えだけで覚えない事。解説もしっかり見て、不正解の選択肢についてもちゃんと理解しておく事が大切です。
これはまさに僕が失敗したところです。問題と解答ばっかり頭に入れてたので、似たような問題でも出題の仕方が変わると自信がなくなってしまう。もう少し、幅広く勉強しておけば良かったと後悔しました。
二級ボイラー技士のおすすめ学習動画
最後に僕は利用しなかったんですけど、YouTubeに投稿されている動画で勉強するのもオススメなので紹介しておきます。KiBANinterチャンネルの動画です。
丸ボイラーの炉筒ボイラー・煙管ボイラー・炉筒煙管ボイラー・立てボイラーや、水管ボイラーの自然循環式水管ボイラー・強制循環式水管ボイラー・貫流ボイラーなどなど、ボイラーにはいくつもの種類があります。
これらのボイラーを実際の映像も交えて説明してくれていますし、テキストには載ってないようなお話などがあったり、ボイラーに対する理解度が深まります。
それと、ひとつの動画が10分くらいにまとめられているのも良いですね。スキマ時間を利用して動画で勉強する事ができます。
おそらくほとんどの方が、ボイラーというものを知らずに勉強をはじめるかと思います。ですから、まずはボイラーがどんなものなのかをテキストだけじゃなくて、映像を通じて視覚からも情報を取り入れる方が理解しやすくなります。