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HTML5プロフェッショナル認定資格の合格率は?勉強時間の目安と対策をチェック

HTML5の知識を高めたいなら「HTML5プロフェッショナル認定資格」がオススメです。

Webデザイナーが身につけたいスキルとして「HTML5」「マルチデバイス対応」「Java Script」が挙げられるそうですが、これらが「HTML5プロフェッショナル認定資格」の試験範囲に入ります。

Web業界というのは独学で勉強してWebデザイナーになったとしても、その後も新しい技術がどんどん出てきます。常にスキルアップのために勉強するのでこういった試験に取り組む事はとても良い事だと思います。

HTML5プロフェッショナル認定資格の概要とは

HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5プロフェッショナル認定資格

試験概要

種類 Level.2 Level.1
受験資格 なし
試験形式 CBT
試験時間 90分
合格ライン 約70%の得点
試験日 全国の会場で随時実施
受験料 16,500円

HTML5プロフェッショナル認定資格にはLevel.1・Level.2の2つのレベルがあります。

試験はCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)という方法で、要はパソコンを使った解答形式です。HTML5プロフェッショナル認定資格では選択問題がほとんどですが、キーボードの入力問題も出題されます。

試験は全国の試験センターでおこなう他にも自宅や職場からでもオンライン受験が可能です。試験自体は随時おこなわれているので予約日の空き状況をみて申し込む事ができます。

試験時間はLevel.1・Level.2ともに「90分」です。試験の際には秘密保持契約とアンケートなどもあってその時間を除くと実質「80分」の試験時間となります。

受験料はLevel.1・Level.2ともに「16,500円」です。かなり受験料が高いので本気で取り組まないと痛い目に合いますね(笑)。

HTML5プロフェッショナル認定資格の試験は他の資格試験と違って試験終了後すぐに合否結果を確認できます。受かっているかどうかハラハラしながら合格発表の日を待つというのがありません。

HTML5プロフェッショナル認定資格の難易度と合格率

HTML5プロフェッショナル認定資格では合格率を公表していません。なので難易度を合格率から判断する事ができないんです。

合格ラインは約7割程度の正答率と設定されています。

国家資格ではなく民間の資格だからでしょうか、合格率が公表されていないとどれくらいの難易度かわからずなかなか手が出せないですよね。

ただ、HTML5プロフェッショナル認定資格の公式サイトではLevel.1なら「2週間~3ヶ月程度」の勉強時間で合格できると公表されていますので、「30時間~40時間」でも合格できるレベルです。

また公式サイトでは「Level.2」だからといって難易度が高いという訳ではない、とも記載されていますのでLevel.1もLevel.2も2週間以上の勉強で合格は狙えます。

Level.1はHTML5とCSS3を使用した静的なWebページ、Level.2はJava Scriptを使用したWebアプリケーションの知識が必要です。

受験資格はありませんのでLevel.2から受験する事もできますが、Level.2に合格してもLevel.1に受かっていないと「Level.2認定」がされないので、まずはLevel.1を受験する事をオススメします。

HTML5プロフェッショナル認定資格の試験内容

Level.1の試験内容

【Webの基礎知識】

  • HTTP, HTTPSプロトコル
  • HTMLの書式
  • Web関連技術の概要

【CSS】

  • スタイルシートの基本
  • CSSデザイン
  • カスケード(優先順位)

【要素】

  • 要素と属性の意味(セマンティクス)
  • メディア要素
  • インタラクティブ要素

【レスポンシブWebデザイン】

  • マルチデバイス対応ページの作成
  • メディアクエリ
  • スマートフォンサイト最適化

【APIの基礎知識】

  • マルチメディア・グラフィックス系API概要
  • デバイスアクセス系API概要
  • オフライン・ストレージ系API概要
  • 通信系API概要
Level.2の試験内容

【JavaScript】

  • JavaScript文法

【WebブラウザにおけるJavaScript API】

  • イベント
  • ドキュメントオブジェクト/DOM
  • ウィンドウオブジェクト
  • Selectors API
  • History API
  • テスト・デバッグ

【グラフィックス・アニメーション】

  • Canvas(2D)
  • SVG
  • Timing control for script-based animations

【マルチメディア】

  • メディア要素のAPI

【ストレージ】

  • Web Storage
  • Indexed Database API
  • File API
  • バイナリーデータ

【通信】

  • Web Socket
  • XMLHttpRequest
  • Server-Sent Events

【デバイスアクセス】

  • Geolocation API
  • DeviceOrientation Event

【パフォーマンスとオフライン】

  • Web Wokers
  • High Resolution Time
  • オフラインアプリケーションAPI
  • Page Visibility
  • Navigation Timing

【セキュリティモデル】

  • クロスオリジン制約とCORS
  • セキュリティモデルとSSLの関係

HTML5プロフェッショナル認定資格の勉強方法

HTML5プロフェッショナル認定資格は随時試験をおこなっているので焦る必要はありません。まずはテキストを購入してザックリでも良いのでひと通り目を通しましょう。

そうすると今の自分にどれくらいの勉強が必要か確認できますのでスケジュールが立てられるかと思います。試験日を決めたら毎日コツコツと頑張れば間違いないです。受験料も高いのでムリはしないように!

  • テキストを購入して試験範囲の内容を理解する
  • 公式サイトの「サンプル問題」を活用する

基本的にはテキストの読み込みをおこなえば問題ありません。初心者の方は覚える事がたくさんありますがしっかりとテキストを熟読すれば合格できます。

翔泳社

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応

参考価格2,926円(税込)

マイナビ出版

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版

参考価格3,148円(税込)

HTML5プロフェッショナル認定資格の公式サイトに「サンプル問題」が掲載されていますので、今の自分の実力でどこまでできるかを知る事ができます。

HTML5プロフェッショナル認定資格は実際の現場で必要なスキルを問題にしていますので、独学でWebの勉強をしているけど何を覚えればいいかわからない、という方にオススメです。

たとえ受験をしなくても間違いなくスキルアップできるので勉強してみる価値は十分にあります。

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