• 最終更新日
  • 危険物取扱者

独学で危険物取扱者の乙4に合格した時に利用していたテキストと学習サイト

危険物取扱者の乙4に一発で合格する事ができましたので、今回は僕が使用していたテキストと学習サイトを紹介しようと思います。

僕の場合は主に学習サイトを利用させて頂きました。時代ですね、メジャーな試験であれば専門の学習サイトがいくつもあるのでテキストが要らないくらいです。

ただ、テキストを見ないのも不安ですし(笑)、テキストと学習サイトをうまく活用すれば良いかと思います。今後、危険物取扱者の試験に挑戦しようと考えておられる方の参考になれば幸いです。

危険物取扱者乙4の勉強方法と勉強時間

乙4に限った事ではないですが、危険物取扱者の試験は暗記ものが多いです。危険物の種類も多いですし、それぞれの性質も覚えなくてはいけません。

乙4で覚える危険物はすべて「引火性液体」なんですが、ザっと紹介しておきます。

特殊引火物
ジエチルエーテル / アセトアルデヒド / 二硫化炭素 / 酸化プロピレン
第1石油類
ガソリン / ベンゼン / トルエン / 酢酸エチル / メチルエチルケトン / アセトン / ピリジン
アルコール類
メチルアルコール / エチルアルコール / n-プロピルアルコール / イソプロピルアルコール
第2石油類
灯油 / 軽油 / クロロベンゼン / キシレン / 酢酸
第3石油類
重油 / クレオソート油 / アニリン / ニトロベンゼン / グリセリン / エチレングリコール
第4石油類
ギヤー油 / シリンダー油 / タービン油
動植物油類
アマニ油 / ヤシ油 / パーム油

細かく見ると他にもあるんですが、主な乙4の危険物としては上記のものです。

かなり多いですよね~、そしてそれぞれの物質の指定数量や性状(発火点・引火点・沸点など)、さらに消化方法など色んな付属要素を覚えていかなければいけません。

危険物取扱者の試験自体は総合してそんなに難しくはないんですが、この暗記に苦しまされます。中には1週間で合格する方もいますので暗記が得意な方は短期間で詰め込む方法もアリかなと思います。

僕は確実に受かりたいので(笑)、1ヶ月じっくり勉強時間を設けました。僕の場合は1日1時間~2時間くらいをコツコツと続けるスタイルです。1ヶ月かけて勉強したので約60時間くらいの勉強時間です。

家でテキストをひと通り1回読んだらひたすら暗記ものに取り組む形です。通勤には電車を使っていますので、車中では学習サイトの問題を繰り返し繰り返し解いていました。

危険物取扱者の試験は過去の問題と同じような問題が出題されますので、ひたすら過去問・参考問題を解いていると重要な部分がわかってきます。

例えば、先ほど紹介した危険物もすべてを覚えるんじゃなくて、過去問などに良く出る危険物とあまり出ない危険物を整理して試験によく出る危険物から覚えていけば良いです。

「法令」に関しても覚える事ばっかりなんですが、危険物の暗記に比べればマシかなぁ。

ただ「物理・科学」の内容は計算問題も入ってきたりするので文系の僕にはちょっとツラかった。「高校でmol(モル)ってやったっけ?」ってレベルです(笑)。

まぁでも計算問題はそんなに出ないので基本は暗記の試験と思ってもらえれば良いです。「危険物(性質 火災予防 消火)」の暗記に近道はないので地道に頑張っていきましょう。

危険物取扱者乙4で使用したテキスト

僕が使用したテキストは「合格レッスン! 乙種第4類危険物取扱者」です。レビューに「これで合格できた」とか「解説がわかりやすい」って書いてたので購入しました。

成美堂出版

合格レッスン! 乙種第4類危険物取扱者

参考価格200円(税込)

危険物に関してはまったく知識がない状態で勉強をはじめましたけど、確かにこのテキストはわかりやすいと思いました。文字だけじゃなく適度にイラストもあるので言葉の意味がイメージしやすいです。

しかもめっちゃ安いです(笑)。送料を入れると500円~600円くらいになりますけどね。

安い理由はこのテキストが2008年に発行されたものだからです。僕はこのテキストで勉強して2020年の試験に合格しました。

12年前のテキストでも合格できるという事は、この危険物取扱者乙4の試験内容と出題傾向が12年前と比べてもそんなに変わっていないという事です。

なので僕としては危険物取扱者のテキストは新刊じゃなくても良いと思います。中古に抵抗なければ過去のテキストで十分です。

危険物取扱者乙4で人気のおすすめ参考書

危険物取扱者乙4の試験でみんながよく利用する人気のテキスト・問題集をご紹介します。「どれが良いのかわからない」と悩まれている方はぜひ参考にしてください。

ツールボックス

10日で受かる! 乙種第4類 危険物取扱者 すい~っと合格

参考価格1,760円(税込)

公論出版

乙種4類 危険物取扱者試験 令和5年版

参考価格1,800円(税込)

オーム社

乙4類 危険物試験 精選問題集

参考価格 1,540円(税込)

U-CAN

ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン 第4版

参考価格1,628円(税込)

オーム社

ホントによく出る 乙4類危険物試験 問題集

参考価格1,540円(税込)

危険物取扱者乙4の試験勉強で良く使用されている参考書が上記のものです。危険物取扱者は人気の試験なのでこの他にもたくさんのテキスト・問題集が出ています。

インターネットで購入されるならレビューを参考にするしかないですが、余裕のある方でしたら気になる参考書を実際に書店で確認してもらう方が良いかと思います。

危険物取扱者乙4で活用した学習サイト

過去問.com

過去問.com

この過去問.comは危険物取扱者だけじゃなく色んな試験の過去問や予想問題を掲載されているサイトです。僕が乙4の試験で利用させてもらったのはこのサイトのみです。

このサイトでは問題のみをひたすら解いていくんですが、操作しやすいというのが一番のポイントです。次の問題に行くのもスムーズですし、問題の下部に解説も載せてくれています。

学習サイトによっては問題のページに飛んで、解答や解説を見るために別ページに飛んで、次の問題を見るためにページの「戻る」ボタンを押して次のページに飛ぶ、というなかなかまどろっこしいサイトもあります。

なので過去問.comはサクサク次の問題に行けるのでオススメです。さらに正解だと思う項目を選んで「解答する」のボタンを押すと「正答数」「誤答数」がカウントされるんです。

そして「正解率」も表示してくれるので、今の自分がどれくらいのレベルなのかを確認する事ができます。危険物取扱者の合格ラインが「60%」なので、今の自分と比較できるのが良いですね。

ひとつ使いづらいと思ったのは、問題が全部で297問あるんですが、途中から始められないんですよね(笑)。なので297問を一気にやってしまわないと、次やる時はいつもと同じ1問目からになります。

危険物取扱者乙4のおすすめ学習サイト

やはり危険物取扱者の試験は人気があるので学習サイトもたくさんあります。僕は実際には利用しなかったですけど「こんなサイトもあったのかー!」とあとから発見しました。

少しだけ紹介しますので良かったらこちらのサイトもご利用ください。

危険物取扱者 試験合格ノート

危険物取扱者 試験合格ノート

「危険物取扱者 試験合格ノート」では乙4のみではなく、危険物取扱者の甲種・乙種(第1類・第2類・第3類・第4類・第5類・第6類)・丙種のすべての対策に利用できる学習サイトです。

テキストで勉強するような内容がサイトにまとめられているので、「危険物の試験ってどんな内容なんかなぁ?」って思っている方はこちらのサイトをご覧ください。

危険物乙4 問題集

危険物乙4 問題集

こちらは「問題集」と書いているだけあって問題の数がスゴイです!全部で1000問以上の問題が掲載されているようなので、この問題集だけでもかなり知識を高められます。

さらに問題だけではなく「法令」「物理・科学」「性質・火災予防・消火」の項目の解説やそれぞれの危険物の性質なども紹介してくれています。

危険物取扱者 乙4 自習室

危険物取扱者 乙4 自習室

「危険物取扱者 乙4 自習室」も各科目の解説や問題集が掲載されています。「暗記シート」というものがあって危険物取扱者の試験で苦労する暗記ものの学習に特化しています。

暗記シートは操作もしやすいのでスキマ時間にサクサク復習ができます。家ではテキストを見ながら暗記をおこない、外出先ではこのサイトを利用して暗記ができますね。

危険物取扱者の試験は専門知識だらけなので、ちゃんと暗記ができているかが合格へのカギです。

暗記の量がなかなか多いんですが(笑)、じっくり勉強していきましょう。僕は今まさに甲種を取得するために勉強中なのでコツコツ頑張っています。

ホームページの簡単な作り方以外にも
お得な情報や日常を紹介するブログも是非どうぞ!
Webに関連するレンタルサーバーなどの特徴・料金比較や、
個人的に挑戦している資格取得についての勉強法やグルメなどを紹介しています。