- 最終更新日
- SEO
「title」と「description」の記述方法!クリック率をアップさせるための設定
みなさん「title(タイトル)」タグとmetaタグの「description(ディスクリプション)」はどのように記述されていますでしょうか?
僕もはじめの頃はSEOの事まで考えが及ばなかったので、titleには「店舗・会社名」、descriptionには簡単な「店舗・会社の紹介」を記述しているだけでした。
しかし、検索率をアップさせるためにはtitleとdescriptionの記述はめちゃめちゃ重要です。今回はSEOを考慮したtitleとdescriptionの設定をご紹介します。
titleとdescriptionとは
まずはtitleとdescriptionがどういうものかを確認しておきましょう。この2つはHTMLファイルのheadタグ内に記述するものでページの中身には表示されません。
では「何のために必要なのか?」というと、クローラーという「検索ロボット」に見てもらうために記述しています。
検索ロボットはGoogleの検索プログラムの事なんですが、インターネット上にあるサイトに次々と訪れてはそのサイトの情報(文言や画像など)を収集してデータベース化します。
この情報を基に検索ロボットはサイトに評価をつけているんです。なので検索ロボットに正しい情報・検索に引っ掛けるための情報を伝えるコトが大事です。
そして、もうひとつ意識しなければいけないのが、検索結果の一覧に表示される文言です。
参考として「photopea 使い方」と検索した時に表示されるチェピレアの記事ページをご覧ください。ここの文言にはtitleとdescriptionに記述したものが表示されます。
「無料で使えるオンライン~」の部分がtitleで。その下の「お金を一切かけずに無料で使える~」の部分がdiscriptionです。ここの文言でユーザーの興味を惹けるかがクリック率アップへのカギです。
どちらも見てもらうと文末が「…」となっていますが、文字数が多いと途中で文章が省略されてしまいますので注意してください。
titleの記述方法
titleの文字数は好みの問題もありますけど、「…」で省略されたくない方は「26文字」以内にすれば良いかと思います。検索結果に表示される文字数はデバイスによって変動してしまいます。
なのでデバイスによってはピッタリ表示されるものもあれば、余白が空いて表示されるものもあります。僕の場合はそんなに省略されるコトを気にしていないので「36文字~40文字」くらいでtitleをつけています。
たとえ文末が「…」で省略されても、前半部分に伝えたいコトを記述していれば問題ありません。それに検索に引っ掛けたいキーワードも文言の先頭に持ってくる方が良いからです。
titleもdescriptionもそうですが、まずページのキーワードを明確にする必要があります。そしてそのキーワードを使って自然な文章を作っていきます。
それでは具体的にどんなtitleをつければ良いのか実際にやっていきましょう。今回は「サンプル」という店名のお好み焼き屋さんの場合を考えていきます。
「お好み焼き」がビッグキーワードになりますね。ただ「お好み焼き」を使用しているサイトは沢山ありすぎるので、これだけで検索の上位に表示される事はほぼほぼ無いです。
例えば「今度の大阪旅行でお好み焼きが食べたい」ってなったら事前にインターネットで情報収集しますよね?検索は「大阪 お好み焼き おすすめ」みたいなカンジだと思います。
なので「大阪道頓堀のお好み焼き専門店 サンプル」というtitleにすればOKです。「地名」+「業種」+「店名」という形ですね。
先ほどの「お好み焼き」のワンワードがビッグキーワードだったのに対して、「大阪 道頓堀 お好み焼き」の複合キーワードの事をスモールキーワードと言います。
スモールキーワードはビッグキーワードほど検索されないですが、上位表示が狙いやすいというメリットもあります。
ちなみに「大阪道頓堀のお好み焼き専門店 サンプル」はトップページのtitleです。その他のページではどうなるのか、というとメニューページであれば「メニュー | お好み焼き専門店 サンプル」とします。
「ページ名」+「|(パイプライン)」+「店名」が基本形です。「|」の他にも「-(ハイフン)」を使う方もいますのでその辺は好みの記号を選んでもらえればと思います。
「ページ名」は先頭に記述すると覚えておいてください。後ろの店名には地名(余計なキーワード)を省いて効果が分散するのを避けています。
descriptionの記述方法
一般的にdescriptionの文字数は「120文字」くらいで設定されています。僕も大体120文字前後で記述しています。
ただ、descriptionの表示される文字数はパソコンとスマホでかなり違うので、スマホの場合は「…」と省略されるのも仕方がないと割り切る方が良いと思います。
descriptionもtitleと同じく、キーワードは先頭に記述する方が良いので、キーワードの設置を第一に考えて文字数はそこまで神経質にならなくても良いです。
それでは先ほどのお好み焼き屋さんのdescriptionも紹介してみます。ここはお店の特徴によっていろんな紹介文がありますのでひとつの例として載せておきます。
「大阪の道頓堀にあるお好み焼き専門店サンプルのオススメは、独自ブレンドの粉でふっくらと焼き上げるサンプル焼きです。歓送迎会や接待でのご利用から、デート・小さなお子様連れのお客様までゆったりと過ごして頂けます。ぜひ本場大阪の味をご賞味ください。」
はい、はじめの「大阪の道頓堀にあるお好み焼き専門店サンプルのオススメは~」の部分にキーワードを詰め込んでいます。こうしておけば文字数を特に気にする事はないです。でも一応「120文字」ピッタリにしてみました(笑)。
「titleの記述方法」のところで「大阪 お好み焼き おすすめ」と検索するんじゃないかなと紹介していましたので「おすすめ」というワードも含めています。
まぁ、あまりキーワードを入れ過ぎてもひとつひとつのキーワードの効力が薄まるのでほどほどにしてもらう方が良いです。
あとは自然な文章を作るのが難しいんですが、日頃から意識してキャッチフレーズや言い回しを覚えておくと文章を作るライティング作業にも活かせると思います。